<Header>
<Author: 武元衡>
<Title: 題嘉陵驛>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 嘉陵驛（かりょうえき）>
<BookPage: 342>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
悠悠風斾繞山川，
山驛空濛雨似煙。
路半嘉陵頭已白，
蜀門西上更青天。
<End Poem>
<Translation>
ゆったりと風にひるがえる旗じるしが、山と川のあいだをめぐりながら進んできた。 山中の宿場はぼんやりかすんで、降りしきる雨が煙のようにあたりをたちこめている。嘉陵江ぞいの驛で、道はやっと長安と成都の半分までやってきたが、わたしは旅の苦勞のせいで頭髪がもう白くなってしまった。これからいよいよ劍閣を越えて西のかたへ向かえば、まるで青天に登るようだといわれる有名な難所にさしかかる。その苦勞は思いやられる。
<End Translation>
<Formatted Translation>
ゆったりと風にひるがえる旗じるしが、山と川のあいだをめぐりながら進んできた。 
山中の宿場はぼんやりかすんで、降りしきる雨が煙のようにあたりをたちこめている。
嘉陵江ぞいの驛で、道はやっと長安と成都の半分までやってきたが、わたしは旅の苦勞のせいで頭髪がもう白くなってしまった。これからいよいよ劍閣を越えて西のかたへ向かえば、まるで青天に登るようだといわれる有名な難所にさしかかる。その苦勞は思いやられる。
<End Formatted Translation>